【ご支援誠に有難うございました】 狂言師・野村万作の芸を後世に伝える記録映画 狂言「川上」製作プロジェクト【最終目標「よいやよいや」達成!】
《ご支援誠に有難うございました》狂言師・野村万作の芸を後世に伝える記録映画 狂言「川上」製作プロジェクト
皆様からのご支援、誠にありがとうございます。野村万作・満93歳の誕生日、6月22日(土)午前9時からクラウドファンディングの受付を開始、お蔭様で受付期限の8月19日に最終目標2,418万円を達成、インターネットからの受付分は最終的に2,561万円となりました!皆様のお志に深く深く感謝申し上げます。
皆様からのご支援は、万作の至芸を有形の「映像作品」として残し、より多くの方々にご覧いただくため、有難く活用させて頂きます。映像作品は舞台収録および川上村での撮影を無事に終え、年内の完成を目指し製作を進行しております。リターンにつきましては、準備が整い次第順次送付・ご案内させていただく予定です。
映像製作プロジェクトはここからが佳境です。引き続き応援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます!
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【活動報告等、詳しくはこちらのサイトをご覧ください《READYFOR》】
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募集期間:
2024年6月22日(土)~8月19日(月)23:00
第一目標金額:600万円《達成》
第二目標金額:1,200万円《達成》
第三目標金額:2,000万円《達成!》
最終目標金額:2,418万円《達成!!》
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脚本・監督:犬童一心
(「のぼうの城」(日本アカデミー優秀監督賞受賞)ほか)
出演・監修:野村万作 野村萬斎
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【掲載情報】
★受付サイト・活動報告のページに、野村万作より「最後のご支援のお願い」動画が掲載されました!
・掲載ページはこちら→【終了まであと2日】野村万作からプロジェクトへ最後のご支援のお願いです。 人間国宝|狂言師・野村万作、芸境の神髄を刻む「映像制作」にご支援を(万作の会 2024/08/17 投稿) – クラウドファンディング READYFOR
★受付サイト・活動報告のページに、野村萬斎より「最後のご支援のお願い」動画が掲載されました!
・掲載ページはこちら→【終了まであと5日】野村萬斎からプロジェクトへ最後のご支援のお願いです。 人間国宝|狂言師・野村万作、芸境の神髄を刻む「映像制作」にご支援を(万作の会 2024/08/14 投稿) – クラウドファンディング READYFOR
★朝日新聞のデジタル版に野村万作のインタビューが掲載されました!動画も合わせぜひご覧ください。
・朝日新聞デジタル(7月9日付) 狂言の人間国宝・野村万作93歳 「芸は未完成」と語る境地とその先:朝日新聞デジタル (asahi.com)
★クラウドファンディング・ネクストゴール達成御礼? 7/5に撮影を行った宝生能楽堂から、狂言「花子」初演を控えた高野&深田がSNSに動画で登場!
・掲載ページはこちら→ X(旧twitter)野村萬斎@狂言ござる乃座
★6月22日に開催され、万作が狂言「川上」を上演した公演の模様が紹介されています。
・読売新聞(7月7日付・エンターテインメント欄)
★野村万作のインタビューが掲載されました!
・朝日新聞(7月6日付)(インタビュー)芸歴90年、狂言を語る 狂言師・野村万作さん:朝日新聞デジタル (asahi.com)
★当企画が紹介されました!犬童一心監督のコメントも掲載されています。
・映画.com(5月30日付) 犬童一心監督が手掛ける狂言師・野村万作の芸を後世に伝える記録映画(映画.com) – Yahoo!ニュース
★狂言「川上」に関する、野村万作のインタビューが掲載されています。
・読売新聞(5月28日夕刊・エンターテインメント欄)
・毎日新聞(5月27日付) Interview:野村万作 ライフワーク「川上」への思い 人間の愛と神意の葛藤、現代にも響く | 毎日新聞 (mainichi.jp)
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【お知らせ】
★狂言「川上」記録映画製作プロジェクト・撮影協力(観覧)参加者募集決定!【ファンクラブyoiya2会員限定】
詳細・お申込みはこちらから
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【企画の主旨】
650年以上にわたり、生きとし生ける者の喜怒哀楽を笑いとともに表現し、人々の心を魅了し続けてきた「狂言」は、日本が世界に誇る伝統芸能です。
その第一人者であり、人間国宝の狂言師・野村万作は、2023年文化勲章を受章いたしました。
万作が近年ライフワークの一つとして取り組んでいるのが、盲目の男をシテ(主役)とし、和泉流のみに伝承される狂言「川上」です。その舞台は、日本国内はもとより海外でも上演され、狂言の中でも一際切実に人間の真実を描き、万作の芸境の深淵を示すものとして、各地で高く評価されております。
このたび、万作の舞台の詳細な映像とともに、奈良県川上村や川上地蔵が安置されている金剛寺という、物語の原風景をも収録し、万作が長年追求してきた狂言「川上」の世界観を、その至芸とともに後世と世界に伝える記録映画を製作するため、クラウドファンディングを実施することになりました。
脚本・監督を務めるのは、野村萬斎の主演作・映画「のぼうの城」を手掛け、能・狂言への深い造詣を持ち、近年はダンサー・田中泯を追ったドキュメンタリー作品「名付けようのない踊り」でも話題の犬童一心氏。
93歳にして現役の狂言師として舞台に立つ、万作の芸境を克明に記録し、後世に伝承することは、日本文化全体にとって大きな意義を持つと考えております。
ぜひ皆様のご支援、ご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
・・・万作の会・・・
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【狂言「川上」とは】
狂言「川上」は、“笑い”をテーマにした一般的な狂言とは異なり、ある夫婦の運命の選択を描くシリアスな物語です。
10年程前に目を患い、盲目になった男は、霊験あらたかという「川上」の地蔵の話を聞き、参詣することにします。参籠の甲斐あって目が開きますが、地蔵のお告げは「連れ添う妻が悪縁ゆえ離別せよ」というものでした。迎えに来た妻はそれを聞いて腹を立て、地蔵をののしり、絶対に別れないと言い張ります。視力か、尽くしてくれた妻か、究極の選択を迫られた夫は…。
夢想による地蔵のお告げといった、狂言が成立した中世ならではの展開の中に、介護や夫婦愛など、現代にも通じる、時代を越えたテーマをはらんだ作品です。
野村万作の「川上」は、国内はもとより、2003年にアメリカ・ニューヨーク/ジャパン・ソサエティ、サンフランシスコ、ボストンで、2008年にワシントンDC/ケネディセンター、2009年にイタリア/ミラノピッコロ座、ローマ、2017年にアメリカ・ロサンゼルス/JACCC、2018年には中国・北京/天橋劇場で上演され、各地で絶賛を受けました。
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【野村万作 プロフィール】
1931年生。東京都出身。狂言師。
重要無形文化財各個指定保持者(人間国宝)。文化功労者。日本芸術院会員。2023年文化勲章受章。
祖父・故初世野村萬斎及び父・故六世野村万蔵に師事。早稲田大学文学部卒業。「万作の会」主宰。軽妙洒脱かつ緻密な表現のなかに深い情感を湛える、品格ある芸は、狂言の一つの頂点を感じさせる。国内外で狂言普及に貢献。ハワイ大・ワシントン大では客員教授を務める。
秘曲『釣狐』に長年取り組み芸術祭大賞を受賞。その他、観世寿夫記念法政大学能楽賞、松尾芸能賞、紀伊國屋演劇賞、日本芸術院賞、紫綬褒章、坪内逍遥大賞、朝日賞、旭日小綬章、中日文化賞、ジャパン・ソサエティ賞等、多数の受賞歴を持つ。『月に憑かれたピエロ』『子午線の祀り』『秋江』『法螺侍』『敦-山月記・名人伝-』等、狂言師として新たな試みにもしばしば取り組み、現在に至る狂言隆盛の礎を築く。近年では「楢山節考」の再演に取り組み、大きな成果を上げている。
著作に「太郎冠者を生きる」(白水社uブックス)、「狂言三人三様・野村万作の巻」(岩波書店)、(「狂言を生きる」(朝日出版社)など。